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Three Stars

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2011年 04月 25日

違う名前で出ています

長らく放置していたこのブログを、こちらも持て余していた Twitter に移動させることにしました。ここのハンドルネームをユーザ名検索していただければ見つかると思います。今まで見てくださっていた皆様、ほそぼそと続けていくつもりですので、どうぞまたよろしくお願いいたします。

* 横にも貼りました。よろしくお願いします〜

# by exquise | 2011-04-25 22:28 | その他
2010年 07月 20日

きょうの iPod

きょうの iPod_c0066843_21834100.jpg"I'm All Over It"
Jamie Cullum
in The Pursuit (2009)

スカパーの VMC でようやく今年のフジロック出演者の PV 特集をやってくれた。そのなかで最もキャッチーだった曲がジェイミー・カラムのこの曲である。彼の名前は以前から知っていたが、ジャズ・ミュージシャンという認識だったので、この曲みたいなポップス的なアプローチは意外に感じた。事実、この曲が収められたアルバムはこれまでのものとはかなり路線が異なるようで、一瞬「コールドプレイ?」みたいに思える曲もあるように、相当ロック寄りの作品となっていて、それだからいっそうこちらの興味を引いたのかもしれない。それが彼の新しい方向かと思いきや、最近のアルバムでは思いっきりジャズっぽくなっているし、今後どうなるのかは予測がつかない。ベックみたいに作品ごとに変わるのかな?


"I'm All Over It"

# by exquise | 2010-07-20 02:17 |
2010年 07月 06日

きょうの iPod

きょうの iPod_c0066843_149399.jpg"赤いゴーカート"
Triceratops
in Rock Music(2004)

トライセラトップスを初めて知ったのは某清涼飲料水の CM に彼らの曲が使われたときだが、ヒネリのあるバックの音と、特徴のあるヴォーカルの声質がとても新鮮に感じた。その後この曲が収録された彼らのアルバムもよく聴いたものだが、どこかの音楽誌が評して述べた、確か「白いロマンチスム」だったか、その言葉は、この頃の彼らの音楽を的確に表現しているように思う。ヴォーカルの性質も手伝ってか、彼らの音楽には一貫して若者の青臭さが漂っているのだが、それは決して嫌みには聞こえず、彼らの魅力をいっそう引き立てている。この曲だって、決してフェラーリやポルシェではなく、「赤いゴーカートに乗ったひとりの少年」について歌われるのであり、そのスケールの小ささが逆に彼らのチャーム・ポイントになっているように思う。別の曲にある「この世界を"少しだけ"変えるのさ」というフレーズもまた好きである。

"赤いゴーカート"

# by exquise | 2010-07-06 01:38 |
2010年 07月 02日

きょうの iPod

きょうの iPod_c0066843_19362784.jpg"Six Days"
DJ Shadow (2002)

数年前、その年の夏フェス出演者の PV をスカパーで観ていたとき、この曲が流れてきた。水の中をたゆたうような感触の音にのせて、アジア系の男女が退廃的に戯れるレトロな色調の映像にすぐに心奪われた。何だかウォン・カーウァイの映画の一場面みたいだなあと思って調べてみたら、本当にこの監督が撮影したものだと判明し、おまけに男を演じていたのは、あの麗しきチャン・チェンだったのだ。すでに発表後数年が経過していたときに聴いたのだけれど、情報に疎かったのでそのとき初めてこのコラボレーションのことを知ったのだった。全く予期していないときにこういう作品に出会うととても嬉しい。その後 DJ シャドウの有名なアルバム Endtroducing をも聴いたのだが、全体的にもっとアグレッシヴな感じで、この曲はちょっと異色なタイプのように思う。しかし音と映像がマッチした美しい PV なのには変わりはない。


"Six Days"

# by exquise | 2010-07-02 19:30 |
2010年 06月 29日

きょうの iPod

きょうの iPod_c0066843_21404876.jpg"Red Guitar"
David Sylvian
in Brilliant Trees (1984)

Japan 解散後のそれぞれの活動はそれほど詳しくない。4人の個性が結合されたあのバンドの音が好きだったので、デヴィッド・シルヴィアンのファンというわけでもなかったし、積極的に彼のソロアルバムを聴こうとはしていなかったのだ。それが数年前スカパーの何かの番組でこの曲の PV をたまたま見てその複雑な構成に、ほおおーと思ったのだった。ピアノは坂本龍一だそうで、なるほどジャパンの終盤から見え隠れしていた YMO、特に教授の影響がここでは大っぴらに公言されているかのようである。これも数年前、香川県直島のアート・プロジェクトに彼が出品したサウンド・インスタレーションを、現地で iPod を渡されて聴いたことがあるが、自然の音を組み合わせた抽象的な音になっていて、もはやジャパンのデヴィッドというイメージからははるか遠いところにあった。最近では弟とまた組んだりしているらしいが、その作品はまだ聴いていない。


"Red Guitar" (アントン・コービン撮影のモノクロ映像が美しい)

# by exquise | 2010-06-29 22:03 |