2008年 10月 03日
"Disenchanted" The Communards (1986) ジミ・ソマーヴィルの中性的な声は、どんなにポップな曲を歌っていても物悲しく聞こえる。それはかつて彼がその前にいたブロンスキ・ビートの "Smalltown Boy" の PV を見たからかもしれない。ひそかに思いを寄せていた青年に胸の内を知られたことで仲間から酷い仕打ちを受け、街を去って行くという物語は、自伝的な要素も入っているのではないかと思われるような内容で、愛する両親にも理解されず苦しむ姿が印象的だった。エレクトロ・ポップ系のゲイのアーティストはほかにもたくさんいるけれど、ジミほど胸を締めつけられる感覚を与える人はいない。この曲は絶望する少年を励ますものだが、彼が歌うと説教じみた押しつけがましさは全くない。 "Disenchanted"
by exquise
| 2008-10-03 19:32
| 英
|
アバウト
カレンダー
Twitter
カテゴリ
以前の記事
2011年 04月 2010年 07月 2010年 06月 2009年 09月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 02月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2006年 05月 2005年 09月 2005年 06月 2005年 05月 2005年 04月 2005年 03月 2005年 02月 お気に入りブログ
リンク
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||