Three Stars

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カテゴリ:米( 18 )


2010年 07月 02日

きょうの iPod

c0066843_19362784.jpg"Six Days"
DJ Shadow (2002)

数年前、その年の夏フェス出演者の PV をスカパーで観ていたとき、この曲が流れてきた。水の中をたゆたうような感触の音にのせて、アジア系の男女が退廃的に戯れるレトロな色調の映像にすぐに心奪われた。何だかウォン・カーウァイの映画の一場面みたいだなあと思って調べてみたら、本当にこの監督が撮影したものだと判明し、おまけに男を演じていたのは、あの麗しきチャン・チェンだったのだ。すでに発表後数年が経過していたときに聴いたのだけれど、情報に疎かったのでそのとき初めてこのコラボレーションのことを知ったのだった。全く予期していないときにこういう作品に出会うととても嬉しい。その後 DJ シャドウの有名なアルバム Endtroducing をも聴いたのだが、全体的にもっとアグレッシヴな感じで、この曲はちょっと異色なタイプのように思う。しかし音と映像がマッチした美しい PV なのには変わりはない。


"Six Days"
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by exquise | 2010-07-02 19:30 |
2010年 06月 24日

きょうの iPod

c0066843_1115840.jpg"Good Stuff"
The B-52's
in Good Stuff(1992)

リアル・タイムで聴いた初めての The B-52's は、デヴィッド・バーンがプロデュースした『メソポタミア』だった。当時 YMO にかぶれていた中学生だったから、このアルバムは比較的面白く思えたのだけれど、批評家筋ではこれは失敗作だったという。その後相当の年月を経過したあとで、家人の手持ちの CD にあったいわゆる「彼ららしい」音楽を聴いてあらためて「パーティー・バンド」としての彼らの魅力を知った。そして彼らのスタイルはまんま日本のプラスチックスが踏襲していたということも、今になって理解した(チカ&トシのヴォーカルなんかそのままやん、という感じだ)。

ケイト・ピアソンのヴォーカルは、今ではマイ・フェイヴァリットの一人に挙がるくらい大好きだ。こういうノリのいい曲にのびのびと響く彼女の声は、いかにもアメリカ女性らしいバイタリティと力強さを兼ね備えていて、元気をもらいたいときに聴きたくなる。バンドは今でも活動中だそうで、ケイトの生の声をぜひ一度聴いてみたいものだ。


"Good Stuff"
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by exquise | 2010-06-24 23:11 |
2009年 02月 19日

きょうの iPod

c0066843_201706.jpg"Velouria"
Pixies
in Bossanova (1990)

初めてピクシーズのDoolittleを聴いたときに抱いた違和感は今でも覚えている。ストレートなロックに聞こえていた音がねじれておかしな方向へと進み、いつしか歪んだ曲となっていく・・ 冴えない学生といった風貌のブラック・フランシスの絶叫も恐ろしく、第1曲目"Debaser"の破壊力が物語るように、彼らの音楽は「日常に潜む狂気」そのもので、こういう雰囲気をもったバンドは当時のイギリスには見当たらず、ピクシーズはショッキングな存在だった。だから90年代前後のアメリカ・ロックといえば、私にとってはニルヴァーナよりピクシーズだった。

この曲はその後に出たアルバムに入っているもので、旋律自体は美しいし、ブラック・フランシスのヴォーカルも爽やかに響くのにどこか不穏な感じがする曲だ。背後に聞こえるヒョロ〜という効果音も不気味である。


"Velouria"


"Debaser"(これも好きな曲。4ADっぽいPV)
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by exquise | 2009-02-19 20:16 |
2008年 10月 22日

きょうの iPod

c0066843_142195.jpg"Richard Cory"
Simon & Garfunkel
in Sound of Silence (1966)

この日の iPod はえらく大人びた選曲で、味のあるボサノヴァや古いロックを好んで流していた。そうしてやがて聴こえてきたサイモン&ガーファンクルのこの曲は、このごろアコースティックづいている耳に実に渋く響いた。十代の頃はイギリスのネオアコと比べてこのアメリカ人のフォーク・デュオの音はとても格好悪いように感じていたが、ここへきてようやくそのよさがわかってきたような気がする。この CD は例の M 先生にずいぶん前に頂いたもので、その当時はどう聴いていいものやら持て余していたのだけれど、今は名作を聴くチャンスを与えてもらったことにとても感謝している。


"Richard Cory"

"Richard Cory"(ライヴ・ヴァージョン)
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by exquise | 2008-10-22 01:39 |
2008年 10月 10日

きょうの iPod

c0066843_20471524.jpg"I Saw The Light"
Todd Rundgren
in Something / Anything? (1972)

チェリーレッド・レーベルのコンピレーションを聴いていたらとてもチャーミングな曲が流れてきて、それは Mood Six がカヴァーしたこの曲だった。オリジナルはトッド・ラングレンのものだと知り、もしやと思って60-70年代の音楽に詳しい M 先生にお聞きしたら、早速 CD を貸してくださった。ムード・シックス版は青春!という感じの爽やかなギターポップだったが、こちらはもっとシンプルな音だ。それだけに旋律の美しさやトッドの優しい声の響きを楽しむことができる。アメリカ出身であるのに、多分にイギリス的なものを感じる彼は、もっとじっくり聴いてみたいアーティストのひとりである。


"I Saw The Light"(オリジナル・静止画なのが残念)

"I Saw The Light"(最近のライヴヴァージョン)
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by exquise | 2008-10-10 20:58 |
2008年 09月 30日

きょうの iPod

c0066843_2048189.jpg"Chemtrails"
Beck
in Modern Guilt (2008)

Shuffle が壊れ、ついに iPod Nano を購入した。これからは誰の曲かすぐわかるし、アーティストやアルバムごとに楽しむこともできて嬉しい。早速断片的に聴いていたベックの新作を通して聴いてみた。毎回新しい展開を見せる彼は、前のヒップホップ的なアプローチとは一転、今回はストレートで落ち着いた感じのロックを聴かせてくれている。一見シンプルに思える音が入念に準備され、作り込まれているところがベックらしい。この曲は Sea Change の "Paper Tiger" を思わせる静かな曲で、今の季節にしっくりくる。他の曲もいいものが多いし、長く聴けそうなアルバムである。

"Chemtrails"
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by exquise | 2008-09-30 21:01 |
2008年 07月 09日

きょうの iPod

c0066843_20392758.jpg"Love Burns"
Black Rebel Motorcycle Club
in B.R.M.C. (2001)

プレイリストに入れていたのになかなかシャッフルで出てこない曲がある。このバンドの曲も入れてから数か月たってようやく流れてきた。グルーヴ感のあるノイジーなギターの音を聴いているとジーザス&メリー・チェインや、ラヴ&ロケッツなどが思い出される。意外にも彼らはアメリカはサンフランシスコの出身でカリフォルニアを拠点に活動しており、クールな音やジャケの彼らの出で立ちからして、思った通りこのアルバム発売後にイギリスで人気が出たそうである。昨年出たアルバムも依然評判がよいようだし、ほかの曲ももっと聴いてみたいバンドだ。

Love Burns (実際に曲が始まるのは約30秒後)
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by exquise | 2008-07-09 20:38 |
2008年 07月 04日

きょうの iPod

c0066843_20424558.jpg"Year You"
N*E*R*D
in Seeing Sounds (2008)

解散の噂まであった N*E*R*D がついに新アルバムを発表した(とはいっても、彼らの存在を知ったのは去年(時代遅れだな〜)なので、個人的にはすぐ新譜が聴けたことになり嬉しい)。4年というブランクがあるので、それほど期待はしていなかったのだけど、アイディアにあふれた曲作りのスタイルに衰えは感じられないどころかいっそう進化しているようで、あらためてファレル・ウィリアムズの引き出しの多さには感服する。この曲はクラブ・ジャズ風の渋い仕立てのなかに、二重にも三重にもひねりが加えてあって、最後まで飽きさせない。ほかの曲もヴァラエティに富んでいてとても面白いアルバムだった。ハァハァコーラスはいつもより控えめだった気がするけれど。

Year You
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by exquise | 2008-07-04 20:47 |
2008年 07月 01日

きょうの iPod

c0066843_2041993.jpg"I'll Go Crazy"
James Brown
in JB40 : 40th Anniversary Collection (1996)

iTunes Store の中に、様々なアーティストがお気に入りの曲を紹介しているセレブリティ・プレイリストというのがある。そこで The Kooks のメンバーが選んだ10曲のなかにこのJBの曲があった。今年出たアルバム The Konk を製作中これをずっと聴いていたそうである。JBにおなじみの「ゲラッパ!」的なフレーズはないものの、彼の華やかで力強いヴォーカルが味わえる、大変カッコイイ曲だ。 プレイリストに選ばれたほかの曲もレイ・チャールズなどファンク・ソウル系が多くてとても興味深かった。

I'll Go Crazy(しかし何故このアニメ?)
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by exquise | 2008-07-01 20:24 |
2008年 06月 27日

きょうの iPod

c0066843_20464193.jpg"Haven't We Met?"
Kenny Rankin
in Silver Morning (1974)

家人が勝手にプレイリストに放り込んでいた曲が流れてきた。といってもこの曲はネオアコにも通ずるフォーク・ソングで、私もとても好きだ。軽快なギターにあわせて歌われる可愛らしいラヴ・ソング(「ロミオがジュリエットに会ったときみたいに」というフレーズが耳に残る)で、聴いているだけで爽やかで心地よい。ケニー・ランキンの声は甘く柔らかいけれども、軽薄さは全く感じられず、繊細で美しい。たまにこういう曲がシャッフルで出てくるのも嬉しいものだ。

Haven't We Met?
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by exquise | 2008-06-27 20:43 |