Three Stars

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2007年 07月 30日

きょうの iPod

c0066843_21471286.jpg"Milk and Honey"
Jackson C. Frank
in The Brown Bunny (2004)

ヴィンセント・ギャロは選曲のセンスがよい映画監督のひとりに挙げられるだろう。長編デビュー作「バッファロー '66」での華やかで渋い名曲の数々も大きなインパクトだった。第二作目では、一転して内省的な音が使われ、この感傷に満ちた非常に個人的な内容の作品に、いっそうの深みを与えている。特に主人公が街から街へと失われた恋人を求めてさまようときに流れる歌は、こちらの心の琴線に触れるものばかりだ。「ブラウン・バニー」はカンヌ映画祭では大不評だったが、単なる私的な映画に終わっていない悲しく美しい作品である。

Milk and Honey
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by exquise | 2007-07-30 20:38 |
2007年 07月 28日

きょうの iPod

c0066843_18253737.jpg"Failure"
Kings of Convenience
in Quiet is the New Loud (2001)

梅雨が明けて、むうっとむせ返るような暑さが急に襲いかかってくると、やはり涼やかな音色が恋しくなる。このノルウェー出身の二人組のアルバムは、どちらかというと初夏に聴きたくなる音なのだが、小川のせせらぎのようなギターと、もの静かなストリングス、そしてアーランド・オイエの考え深げな声が心地よいこの曲は、今日のような気候には、一服の清涼剤として頭に染みわたる。

Failure
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by exquise | 2007-07-28 18:39 | 北欧
2007年 07月 27日

きょうの iPod

c0066843_1543078.jpg"So Long Marianne"
James
in I'm Your Fan (the songs of Leonard Cohen by...) (1991)

トリビュート・アルバムのなかでも、レナード・コーエンに捧げられたこの作品は、今でも聴き飽きない一枚である。イアン・マッカロク、ピクシーズ、R.E.M.、ニック・ケイヴ、そしてジョン・ケールなどそうそうたる顔が揃ったうえ、オリジナル自体がもともとよいので、どれも捨てがたい名曲ばかりである。ポスト・スミスと言われたときもあったバンド、ジェイムズによるこの曲は、哀しみを含んだ歌ではあるが、ティム・ブースののびのびとした声も手伝って、優しく爽やかな後味を残してくれている。
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by exquise | 2007-07-27 20:58 |
2007年 07月 24日

きょうの iPod

c0066843_222618.jpg"Something's Gotten Hold of My Heart"
Nick Cave and The Bad Seeds
in Kicking Against The Pricks (1986)

最近またニック・ケイヴが聴きたくなってよく聴いている。このカヴァー・アルバムは、ヴァラエティに富んだ曲が選ばれているはずなのに、地の底から響いてくるような彼のヴォーカル(「悪声」と言われているが、私はとても好きだ)を経由すると、それらの曲は他人のものであることを忘れさせるような独自の世界に包み込まれる。この60年代アメリカ産のラヴソングも、ニックが歌うと "Something" がドラッグを指しているかのように聞こえてくるのが不思議だ(彼自身つい最近まで依存症で苦しんでいたという)。マーク・アーモンドが妖艶に歌うヴァージョンも好きだが、重くしっとりと歌い上げられたこちらはカヴァー曲のベストに挙げられるくらい強い印象を今でも与えてくれる。
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by exquise | 2007-07-24 20:43 |
2007年 07月 23日

きょうの iPod

c0066843_221667.jpg"It's Not The End Of The World?"
Super Furry Animals
in Rings Around The World (2001)

音楽を聴く気分にならない日が続いていたが、このところようやくヘッドホンを耳にしようかと思うようになった。ここしばらくは、優しい感じの曲を好んで聴いていたい。スーパー・ファーリー・アニマルズの曲はそんなときに、鎮痛剤のようにしみ込んでくる。なかでもこれは、ぼよよんとした温かみのあるグリフ・リースの声がしみじみとしたユーモアで歌う癒しの名曲。 "At least it's not the end of the world (少なくともそれは世界の終わりじゃないよね)"というフレーズが深く響く。

It's Not The End Of The World?
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by exquise | 2007-07-23 20:25 |
2007年 07月 10日

きょうの iPod

c0066843_22301520.jpg"Europe After the Rain"
John Foxx
in The Garden (1981)

中学生の頃、この人のファンだった友人から借りたアルバムに入っていた曲。それから25年(!)以上もたつのに、今聴いても名曲だなと思う。軽快な音なのだが、どこかに「ヨーロッパの憂愁」が漂う。梅雨時の濡れた空気を感じながらこの曲を聴いていると、雨模様もまたよいかな、とも感じる。

Europe After the Rain
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by exquise | 2007-07-10 20:07 |
2007年 07月 09日

きょうの iPod

c0066843_2261641.jpg"Happiness"
Shawn Lee
in AnotherLateNight (2001)

ときどき「あれ、こんなの自分で入れたっけ?」という音に出くわすが、この早急なボサ調の曲も(前回書いたようにふだん自分では聴かないので)入っているアルバムを確かめるまで気がつかなかった。Zero 7 のメンバーが選曲したコンピレーションの中の1曲である。モダンでドラマティックなアレンジが印象的だ。このアルバムは他にも名曲揃いで選曲者のセンスのよさが感じられる。優秀なコンピレーションは、新しくアンテナを広げる格好の出発点だ。


Happiness (Ashley Beedle's West Coast Mix)
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by exquise | 2007-07-09 20:30 |
2007年 07月 08日

きょうの iPod

c0066843_22225446.jpg"Wichita Lineman"
Sergio Mendes and Brasil 66
in The Very Best of Sergio Mendes and Brasil 66 (1997)

車に仕込んである iPod には家人と私の持ち曲がそれぞれ入っているので、全体シャッフルモードにすると、ふだん自分では聴かないような曲がたびたび流れてきて、ボサノヴァもその中に入る。通勤時には聴き慣れたロック系ばかりだが、たまにはこういう曲が思わずかかってくるのも楽しい。梅雨の合間の暑い陽射しにセルジオ・メンデスは似合う。

Wichita Lineman
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by exquise | 2007-07-08 20:54 | その他
2007年 07月 07日

きょうの iPod

c0066843_250861.jpg"Let's Call It Off"
Peter Bjorn and John
in Writer's Block (2006)

今年のフジロック出演者 PV を見ていたらこのバンドの "Young Folks" が流れてきた。 名前だけは聞いていたのだけれど、調子っぱずれな口笛といい、やる気のなさそな男女のヴォーカルといい、あの曲の脱力さ加減はなかなかのものである。ほかにもいろいろ聴いてみたらなかなか名曲揃いなのでこの夏ヘビロテになりそう。今日はとてもノスタルジックなこの曲が仕事先へ向かうバスから見た郊外の風景とマッチして気持ちがよかった。

Let's Call It Off
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by exquise | 2007-07-07 02:57 | 北欧