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2008年 12月 16日

きょうの iPod

c0066843_20291021.jpg"As Above, So Below"
Klaxons
in Myths of the Near Future (2007)

レトロな感じのコーラス、唐突に入ってくるアグレッシヴなギターやシンセ音、それでいてポップな旋律を聴かせるクラクソンズは、とても不思議なバンドだ。"Golden Skans" を家人がいたく気に入り、他の曲も聴いてみたところ、以前どこかで聴いたことがあるようでいて、一方で斬新な音にも感じられる彼らの曲は、「近未来の神話」というアルバムタイトルに象徴されるように「レトロ・フューチャー」という言葉がぴったりだ。玄人受けするバンドらしく、あのジャーヴィス・コッカー大先生も絶賛しているそう(クークスはダメ出ししてたのに)。まだアルバム1枚しか発表していないが、今後どう化けるか楽しみである。


As Above, So Below(アンオフィシャル PV。シュルレアリスムの実験映画風)
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by exquise | 2008-12-16 20:53 |
2008年 12月 13日

きょうの iPod

c0066843_1942314.jpg"Swords of Truth"
These New Puritans
in Beat Pyramid (2008)

夏頃にふと耳にした "Elvis" のイントロ部分はなかなか刺激的だった。緊張感漂うダークなギター音と攻撃的なビート(とあるページでは「ゴス・ポストパンク」などと形容されていた)には、後々まで耳に残るクールで硬質な響きがある。オカルティックなイメージも感じられるが、一方で彼らはディオール・オムの音楽を担当するなどファッション界とも接点を持ち、一昔前のゴス系バンドとも違うスタイリッシュさも兼ね備えているようだ。すでに3年前から活動している彼らが今年発表したデビューアルバムは賛否両論らしく、 Rate Your Music などではとても評価が低いが、個人的には面白い曲が多かった。この曲も変則的なドラムと呪文を唱えるかのようなヴォーカルの絡み合いが印象的だ。


Swords of Truth
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by exquise | 2008-12-13 19:41 |
2008年 12月 12日

きょうの iPod

c0066843_22292772.jpg"Nothing Natural"
Lush
in Spooky (1992)

「シューゲイズ」の地味な青年たちのなかにあって、ラッシュのミキとエマはそこにいるだけで大輪の花が咲いているかのような鮮やかなオーラを全身から発していた。ほかのシューゲイズのバンドと同じように轟音に浸されていても、彼女たちの、時にささやくような、時に力強い声が響くと、どの曲もとたんに女らしくなるのだ。男性メンバーもいたにはいたが、ラッシュはまずミキとエマのバンドだった。

美貌のエマも好きだったけれど、私はやはり日本人とのハーフだというミキの、燃えるような赤い髪と、我の強そうな黒い目が好きだった。デビューしたての頃はツンツン頭でいかにもロック好きの女の子みたいだった彼女が、途中から急に女っぽく奇麗になったのを思い出す。メンバーで彼女の恋人だったクリスの自殺という衝撃的な事件のショックからミキが立ち直れず、バンドがそのまま消滅してしまったのは本当に残念だ。エマは別のバンドで活動を続けているが、ミキはその後どうしているのだろうか。

この曲はラッシュの最も好きなアルバムのなかの、最も好きな曲である。


Nothing Natural
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by exquise | 2008-12-12 22:35 |
2008年 12月 05日

きょうの iPod

c0066843_205527100.jpg"Born of Frustration"
James
in Seven (1992)

ポスト・スミスとさんざん言われていた彼らが、そのレッテルから脱皮しようと模索していた頃のこの曲を久しぶりに聴いたら、とても清々しい気分になった。やわらかで丸みを帯びたティム・ブースの声は、モリッシーほどのインパクトはないけれど、幅広い音域のなかを軽やかに動きまわる。「伸縮自在」という形容詞がぴったりなしなやかさを持つ彼の声の魅力を、この曲ではじゅうぶんに堪能できる。

Born of Frustration
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by exquise | 2008-12-05 22:12 |
2008年 12月 02日

きょうの iPod

c0066843_2047444.jpg"An End Has a Start"
Editors
in An End Has a Start (2007)

ぼうっとしている間に1か月が過ぎてしまった。最近は iPod の Genius で出てきたプレイリストを聴いて楽しんでいる。これはレディオヘッドの "Reckoner" でスタートさせたプレイリストに入ってきた曲だ。数年前に見た運動する男女を映した20年代の実験映画風のレトロな映像の PV の曲がずっと気になっていて検索したら、このエディターズとわかり、それ以来いろいろ聴いている。初期のニュー・オーダーを思わせる音で、張りつめたようなギターを聴いているととても寒い場所を懸命に走っているような感覚になる。一方でヴォーカルは朗々としていて健康的な色気があるのがアンバランスで面白い。クールな写真を用いたジャケのアートワーク(その他の作品のジャケも含めて)も魅力だ。


An End Has a Start

Munich(レトロ体操の PV)
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by exquise | 2008-12-02 20:47 |