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2009年 02月 19日

きょうの iPod

c0066843_201706.jpg"Velouria"
Pixies
in Bossanova (1990)

初めてピクシーズのDoolittleを聴いたときに抱いた違和感は今でも覚えている。ストレートなロックに聞こえていた音がねじれておかしな方向へと進み、いつしか歪んだ曲となっていく・・ 冴えない学生といった風貌のブラック・フランシスの絶叫も恐ろしく、第1曲目"Debaser"の破壊力が物語るように、彼らの音楽は「日常に潜む狂気」そのもので、こういう雰囲気をもったバンドは当時のイギリスには見当たらず、ピクシーズはショッキングな存在だった。だから90年代前後のアメリカ・ロックといえば、私にとってはニルヴァーナよりピクシーズだった。

この曲はその後に出たアルバムに入っているもので、旋律自体は美しいし、ブラック・フランシスのヴォーカルも爽やかに響くのにどこか不穏な感じがする曲だ。背後に聞こえるヒョロ〜という効果音も不気味である。


"Velouria"


"Debaser"(これも好きな曲。4ADっぽいPV)
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by exquise | 2009-02-19 20:16 |
2009年 02月 17日

きょうの iPod

c0066843_19382214.jpg"Shine On"
The House of Love
in The House of Love (1990)

この曲が収められたアルバムはバンドとしては2枚目の作品なのだが、曲自体は87年に発表された彼らのデビュー曲であり、アレンジは加えてあるものの、全体に「青さ」が感じられる。"Little Jesus are you watching me, I'm so young, just eighteen" といったフレーズにあるような「男の子のロマンティシズム」は、わりと平板なバックの演奏とガイ・チャドウィックの頼りなく暗い声により中和されているため、この曲は単なる気恥ずかしい曲とは一線を画している。デビューアルバムには "Christine" などこのタイプの曲が多かったのだが、セカンドになると次第に骨太な路線への転換が見られ、返ってこの曲は宙に浮いているように見える。"Never"といったそういう男っぽい曲も名曲だが、このデビュー曲はやはり彼ららしさが滲み出た代表曲であろう。彼らもまた10年近くのブランクを経て2002年に再結成したようであるが、90年代の時点ですでにアル中みたいだったガイがまだ余力を残しているのか心配である。


"Shine On"(どうみてもOFSからの抜粋・・) 


"Christine"(こちらも名曲。ああ甘酸っぱい!)
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by exquise | 2009-02-17 19:37 |